@article{oai:hue.repo.nii.ac.jp:00000225, author = {上野, 信行 and Ueno, Nobuyuki}, journal = {広島経済大学創立五十周年記念論文集}, month = {Jul}, note = {application/pdf, 部品サプライヤーは,外部から自らの製品生産に必要な部品(購入部品という)を調達し,在庫として適正規模を確保する。これを部品補充という。しかし,近年,リスク感度の高まりとともに,顧客からの製品需要の変動等による過剰在庫や在庫品切れをリスクととらえ,購入部品在庫の補充についても対策が求められている。|不確実な環境における生産・在庫補充方法については多くの研究が進められ,従来から安全在庫方式,基点在庫方式,s-S在庫補充方式などの種々の手法が提案されているが,需要の変動が少ない場合やコスト中心の管理法であるといえる。|一方,需要の変動によって引き起こされるリスクがあり,これを不確実性リスクと呼ぶ。リスクの表現は,そのリスク量の期待値と期待値周りのバラツキで表わされることが多い。需要の不確実性から生ずるリスクとその対策については,変化の様相を「需要のトレンド」によるもの,内示と確定注文のブレに代表されるように「需要のバラツキ」によるもの,日常的な管理手法では解決できない「需要の急激な変化」によるものに区別し,それぞれに対応能力を強化することが必要である。|本論文では,従来のコスト中心の在庫補充方法ではなく,リスクの視点を加味した発注方式を扱う。すなわち,需要の不確実性から生じる変化について,「需要のトレンド」によるもの,内示と確定注文のブレに代表されるように「需要のバラツキ」によるもの,日常的な管理手法では解決できない「需要の急激な変化」によるものへの対応能力をそれぞれフレキシビリティ(柔軟性),ロバストネス(強靭性),レジリエンス(回復・継続性)ととらえ,方式を比較するに際して,従来の指標に加えてフレキシビリティ指標,ロバストネス指標を考案する。発注方式の評価に際しては,発注・在庫シミュレーションモデルを作成し,コスト面,リスク面,および提案した指標を用いて,3つの購入部品を対象に種々の発注方式の比較検討を行う。}, pages = {1--24}, title = {部品サプライヤーの発注方式の評価}, volume = {上巻}, year = {2017}, yomi = {ウエノ, ノブユキ} }