@article{oai:hue.repo.nii.ac.jp:00000415, author = {上野, 信行 and 得津, 康義 and Ueno, Nobuyuki and Tokutsu, Yasuyoshi}, issue = {2}, journal = {広島経済大学経済研究論集, HUE Journal of Economics and Business}, month = {Nov}, note = {application/pdf, BtoB(Business to Business)取引において,内示は重要な役割を果たす。多くのメーカーは必要な部材,部品の調達に際して,サプライヤーへ事前に予定情報である「内示」を提示し,最終的に「確定注文」を伝達し,部材・部品の納入を指示する仕組みをとっている。|内示は,確定注文の先行的な情報ではあるが,確定注文が必ずしも,内示と同じになることは少なく,変化する。したがって,内示を活用する側は,内示は変化することを認識したうえで,活用せざるを得ない。そのために,変化の中にもなにがしかの有用な特性を見出すことが重要になる。内示と確定注文の差異を内示のブレと呼ぶことにする。ブレをブレ分布として表現し,発注計画,生産計画に活用している事例も見受けられる。|内示は,部材や部品の納入期限に先立って,メーカーの調達部門からサプライヤーに定時定例的に伝達されることから,その集積は,時系列データを構成する。内示のブレについても同様であり,これらを用いて有用な特性を見出すことが求められる。|本論文は,BtoB(Business to Business)取引における内示のブレについて計量時系列分析の手法を用いて,内示とそのブレの時系列的特性を明らかにしようとするものである。内示,内示のブレ等の時系列データについて,自己相関関数と偏自己相関関数による分析,単位根検定,時系列モデルの推定,共和分検定等の計量分析手法を駆使して,内示のブレの定常性,内示と確定注文の間の共和分関係の有無,共和分の関係式と誤差修正モデル等の時系列的特性に関する分析を行う。|このような実証研究を通じて,BtoB取引における内示とそのブレの特性を明らかにする。最後に,分析により得えられた結果,特に内示のブレの定常性の意味とそのモデル化について考察し,今後の課題について述べる。}, pages = {5--19}, title = {内示データの時系列特性の分析}, volume = {44}, year = {2021}, yomi = {ウエノ, ノブユキ and トクツ, ヤスヨシ} }