@article{oai:hue.repo.nii.ac.jp:00000421, author = {上野, 信行 and Ueno, Nobuyuki}, issue = {3}, journal = {広島経済大学経済研究論集, HUE Journal of Economics and Business}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 内示は,最終的には,確定注文に置き換わるために,不確実な要因を持つ注文情報であるが,不確実性の中にも,一定の特性を持つことが多く,この性質を利用して筆者によるいくつかの提案が行われている。不確実な注文を分布形であらわし,内示を用いて在庫品切れとコストを考慮する生産計画に関する論文,内示情報を有効活用するための内示業務を規定するキー項目とその体系化に関する論文,リスク評価尺度に関する論文等である。部分的かつ逐次に研究は進められているが,総合的でなく,体系化されていない。また,内示を活用する有効性や優位性に関しては個別事例,方法ごとに述べられているにとどまっており,体系的かつ理論的な考察が必要である。| そこで,本論文は,内示を先行需要予測情報と位置づけ,生産管理,在庫管理,発注管理に有効に活用するために,その活用の方法を内示理論として体系化する。すなわち,従来から,筆者により個々に提案されてきた内示に関する知見を集約し,整理し,理論体系立てる。加えて,不確実な顧客の注文に対して在庫品切れリスクに対応する方法として従来の「安全在庫法」に比較して,「内示を活用する方法」が優位であることを理論的に証明する。そして,需要の不確実性と変動性が大きい昨今において内示を用いることの意味を明らかにする。次に,内示をベースにした生産,在庫,発注管理業務を確立するに際して,内示業務プロセスを特徴づけるキー項目を更新し,分類・体系化する。最後に,リスクを考慮した生産量あるいは発注量の決定方法等など内示を活用する場合の留意事項を述べる。}, pages = {25--42}, title = {内示理論─不確実な需要環境における先行需要予測情報の活用法の体系化─}, volume = {43}, year = {2021}, yomi = {ウエノ, ノブユキ} }