@article{oai:hue.repo.nii.ac.jp:00000431, author = {永田, 智章 and Nagata, Tomoaki}, issue = {2}, journal = {広島経済大学経済研究論集, HUE Journal of Economics and Business}, month = {Nov}, note = {application/pdf, 本稿は,拡大傾向をみせるB.LEAGUE市場において,年俸総額増加が各クラブの健全な経営の重荷になっている現状に焦点を当て経済分析を試みた。2016年に誕生したB.LEAGUE市場は3季続けて入場者数及び売上額を増加させ,順調に拡大を続けてきたが,同時にクラブ運営に必要な費用にも増加傾向がみられる。その結果,赤字経営に陥るクラブや赤字体質を克服できないクラブが少なくないという課題を抱えている。健全なクラブ経営を目指すためには試合の勝数を増やし,ファンやスポンサーからみて魅力的なクラブに成長しなければならない。その努力の結果,クラブが負担する年俸総額には上昇傾向がみられ,試合1勝あたりの年俸総額が上昇している。この勝数効率低下は勝利の値段の値上がりを意味している。しかも,この値段のばらつきが拡大していることから,各クラブが独自に採用している年俸に関連する基準の効率性が失われることが危惧される。計量分析の結果,クラブが負担する年俸総額の増加は,当該クラブの勝数の増加に有意に貢献しているが,その効果は概ね非弾力的なものであることが解明された。}, pages = {41--52}, title = {プロバスケットボールの試合における勝利の値段─B.LEAGUEの年俸と勝数の関係─}, volume = {43}, year = {2020}, yomi = {ナガタ, トモアキ} }